リフォーム部の佐々木です。前回から少し間が空いてしまいましたが、夢海の街リフォームの工事は間を空けずに着々と進んでいきます。
解体作業も無事に終わり、現在は大工さんがテキパキと動いてくれています。その手際のよさはわたしも見習いたいものです。
今日は、そんな大工さんの仕事の中から、置き床工法というものをレポートしたいと思います。
置き床とは、読んで字のごとく床を置いていく工法です。コンクリートの床の上にもう一層の床を作っているわけです。
このように ↑ メリットとしましては床への衝撃が緩和され階下へ音が伝わりにくくなること、
↓ 給排水配管や電気配線を自由に出来る、などがあります。
実際に床の下はこうなっています。配管が縦横無尽に床下を通っています。
上の写真は置き床で使われる脚です。クッション性のゴムが階下への音を和らげてくれています。
壁に沿って高さをそろえて床の下地を組み、支持脚を決められたピッチで高さを調整しつつ置いていきます。
パーティクルボードと呼ばれる厚い板をジョイントをずらして張っていきます。これはジョイントをずらしたほうが床のたわみや沈みを軽減できるためです。張り終えるとこのようになります。
この上にフローリング材を張っていけば、いつも皆さんが目にしている床が出来上がるというわけです。今回は普段あまり見慣れない床下に焦点を当ててみました。
工事はまだまだ続きます。これからも随時レポートしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
ではまた次回に。