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柔らかくて気持ちがいい、足が疲れない
何といっても、無垢の床材にはぬくもりがあるというのが最大の長所です。
無垢フローリングの部屋で子どもを遊ばせると、大抵の子どもは床の上でゴロゴロします。
そして、いつまでもお昼寝をして帰ろうとしません。そのくらい気持ちが良い素材です。
体験した人にしかわからない気持ちよさ。とにかく無垢床材は気持ちいいです。
木は柔らかくかつ適度にしなるため、歩いたときの足への衝撃を和らげてくれます。
足腰への負担軽減や万一の転倒時の怪我軽減のために、体育館や老健施設の床が木で作られているのは、皆様よくご存知のことと思います。
できれば、自然塗装品や無塗装品に、自然ワックスをかけた程度のものをお勧めしたいです。ご自身の素肌で触れてみてください。
あるお客様の家では、以前は合板フローリングのリビングにお住まいで、ソファーに座って生活していたそうですが、無垢フローリングに変えてからは自然と全員が床に座るようになり、ソファーは背もたれになってしまったそうです。
日本人は昔から床に座って生活をしていた民族ですので、床に座って生活するのが本来の自然な姿なんでしょうね。※写真:ウッドワンHPより
調湿作用があります
木の柱はビール瓶6本分の湿気を調湿することができます。
高温多湿な日本では、この気の本来持っている調湿特性を活かした家作りが昔から当たり前でした。
ところが、近年では工業化された調湿作用を持たないコンクリートや鉄製の住宅が増加しており、
人々の健康と快適さを蝕んでいます。
工業化された合板フローリングよりも、無垢フローリングは約8倍の調湿機能を持っています。
とっても長持ち、100年でも使えます。
無垢フローリングは、最低30年~50年、きちんとメンテナンスすると100年以上も末長くお使いいただけます。
本来、木は親子3代にわたって使えるほど、長持ちする素材です。
10年〜20年で張替えが必要になる合板フローリングと違って、意図的に壊さない限り、お孫さんの代まで張替える必要はありません。
合板フローリングは、表面に張ってある薄い木やプリントした紙などが剥がれたら、素人では簡単に補修できません。
プロに頼むと、一箇所あたり数万円もの補修費がかかります。ところが、無垢フローリングは、芯まで本物の木で出来ているので、素人でも自分で削ったり塗装したりと簡単にメンテナンスができます。
地球に優しい環境建材
木は完全に成長すると、CO2を吸収しなくなります。なので、成長した木は切って、新しい苗木を植えた方が、地球環境のためには良いのです。
また、合板フローリングは、加工の段階で大量のエネルギーを消費して大量のCO2を排出しますが、無垢フローリングの場合は、合板よりもはるかに地球環境に優しい素材なのです。